昨日月曜日は休みを取った。電話も出るし、夜の打ち合わせもあったので、およそ8割の休日。大体休みの日は体調が悪い。気持ちがゆるんでそうなるのか、疲れが溜った状態で休みを取るのでそういうことなのか、多分両方でしょう。それに昨日はかなり蒸し暑かった。
午後から東京に出かけた。東京駅にある銀行で通帳のつけ込みをして、近辺を歩いてすぐに帰って来るつもりだったが、つい神保町まで行ってしまった。ひさしぶりに行ったがなんとなく様相が違う。固い本を扱う老舗よりも、もっと新しいところの方に活気があるようで、中心が変わりつつあるようにも見えた。老舗なのに、今風の店構えに変えてしまったところもあった。
あまり高くない本をバラバラと買いました。野口米次郎の『葛飾北斎』は各ページにあざやかなえんじ色のカットが入って、その効果が見事です。モンテスキュー『ペルシャ人の手紙』の戦前版は以前から欲しかったが、大抵函や背が壊れていたりで、今まであまりきれいな本を見たことがなかった。ニコライ・ハルトマン『ヘーゲルの思想体系』。茅野蕭々『ファウスト物語』。以上。