映画のことを書かないと自分らしくない。ひさしぶりに読んでくれる人の少ないDVDネタを書こう。『新さすらいの用心棒』はとてもひどかった。だらだらといつ終わるのかも分からない展開で、途中から筋を追うのもどうでもよくなった。ジョージ・イーストマンは悪役の方がいい。もともとレベルが高いわけではないミケーレ・ルーポ監督の中でも特によくなかった。
『夕陽のギャングたち』は前に出ていたイタリア語版。前から気になっていたが、最初の駅馬車強盗のシークエンスは『テキサスの4人』に似ていると思う。というか、ロバート・アルドリッチのタッチはレオーネに影響を与えていると思う。『夕陽のギャングたち』は私のレオーネ評価の中では最も点数が低い。あの評判の悪い『ワンスアポンナタイム....』の方が実はまだいい映画だったと思う。
落ち着いてDVDを見る時よ来い。