最近体調のことばかり書いていたら、心配して旧名シュガーさんから電話がかかって来た。すみません、だいじょうぶです。昼間の暑いのにはちょっとまいっていますが。
4日月曜日に石巻へ行って来ました。前回行った時からさらに1ヶ月以上が過ぎて、あの時1〜2軒しか開いていなかった店舗もかなり開き始め、人通りもありました。しかしいつ再開するかも分からない建物のほうがまだまだ多数を占めています。石巻市役所は今、中心地の商業施設の上にあります。1階は普通に店舗やスーパーが入っているのですが、商品の数はまだ少ないようでした。行政の職員の方からいろいろ話を聞きましたが、今回は中心市街地の再生に取り組んでいるという団体のみなさんには会うことはできませんでした。そのあと遠藤一郎君のワークショップの現場を見、そのまま再び女川へと案内してもらいました。以前よりもがれきの山は整理され、ビルの上に乗りかかっていた車なども片付けられていました。しかし、がれきは分類されて別の場所に山積みになっているという段階で、まだまだこれからという印象です。遠藤君の『未来へ号』はこのあと近くの桐ヶ崎というところへ向かいました。小さな漁村で、ほぼ村全体が壊滅的な被害を受けたそうです。漁船が着いていたはずの場所が海より低くなっていて、まるで砂浜のように波がゆっくりと打ち寄せていました。ユンボが2台止まっていたので、がれきの整理は始まったようです。遠藤君の話では、この場所はつい最近までまったく手が付けられていなかったということでした。