子規居士ならば獺祭書屋主人とかや、私はあなぐら志向でまわりをもので取り囲む趣味あり。とりあえず本が増え続ける。ときどき処分して入れ替える。また増える、の繰り返し。机の上も本だらけ。読みかけの本が積み上がる。三木清の『現代の記録』の下にアンドレ・ジイド、バフチン、茅野蕭々の『ファウスト物語』、内田魯庵『貘の舌』、ゲーテ詩集3種類、そしてボードレールの『悪の華』。これが私の机の左側、右側には箱から出た徳富蘇峰の『台湾游記』、清水幾太郎『私の社会学者たち』、サミュエル・ジョンソンとホイットマンの伝記、瀬沼茂樹『近代日本の文学』、デュ・ボスの『アンドレ・ジイド』、『近代日本の黎明』という歴史の本、上甲平谷『俳諧提唱』、航空情報別冊『懲りない飛行士たちのドラマ』。目の前の分をあげてもきりがないのでやめます。エアコンで部屋を暖めて、ここでじっとしているのが最近の楽しみ。