23日には田中千智君が来て、翌日はK君が来た。二日続けて福岡の人(?)に会った。田中君は損保ジャパン(?)の受賞のお祝いであり、K君は今リサーチ中のことについての情報交換だった。
先日開催された『福岡現代美術クロニクル』がなかったら、私はもっと福岡を遠いものに思ったに違いない。あの展覧会とシンポジウムに参加したことで、気持ちが少し引き戻された。しかしそれはタイムマシンのようなものだ。過去はちらりと見えたが、現在はほとんど見えなかった。
今度は4月に戻る予定だ。古い資料をひっくり返すことと、新しいアーティストに会うことを両方やってみたい。今まで福岡ではなじみの飲み屋さんと本屋さんを覗くことでほとんどの時間を過ごしていたが、少し動いてみようか。