昨日の黄金町芸術学校で佐藤慎也先生の授業を聞きながら、いくつかのまだつながりの見えない考えが生まれ、それに横井小楠のことがからみついて、それをなんとかひとつのアイデアにまとめたいと考えていた。横井小楠という人は人の背中を押す思想家/政治家であって、歴史的な関心よりもなによりも、今目の前にある自分の課題を思い出させるというところが彼の大きな魅力となっている。彼は儒学者であり、その中でも三代の学を重んじるという徹底した原理主義者である。堯舜(こんな漢字でよかったかな)の治世に理想を求めるという意味で、彼もまたユートピア主義者ではないかと思いついたところで、他の事例とのつながりを追いかけようとしているのだが、まだうまく説明出来ない。あと数日でもう少しまとめたい。コミュニティとアートとユートピアについて。そして横井小楠のいう学校という方法がそれらをつなぐかもしれないということについて。