飯田橋で打ち合わせの後、そのまま休みにして高円寺へ行った。なぜか高円寺はお祭りのようで、都丸書店の前にレールが敷かれて小さな電車が走っていた。本を2冊買ったが(牛尾春夫『熊沢蕃山』と安藤徳器『西園寺公と湖南先生』)、何となく納得がいかず、そこから水道橋へ向かい、神保町へ。最近はネットで買ってばかりで古本屋さん回りをしていない。体力的にもあまり自信がなくて、歩き回ることだけでもすでに大丈夫かなと思っていたが、やはり途中で体調が悪くなりはじめて、本棚の上の方を見ることもしんどくなって来た。しかしそれ以上にリサーチ不足というか、勘が鈍っていることがよく分かる。本を見ても正確な判断が出来ない。
朱子学関係の本を探してみたが、どうもよく分からなくなってしまい、すべていったん見送った。結局当初の目的とはまったく関係のない『ポオのSF』2冊を買って切り上げることにする。帰りの電車が坐れたので助かった。