相次いで中国と台湾に行ったが、そのレポートをまだなにもしていない。これはいずれまとめるのでしばしお待ちください。その後韓国に行ったこともそのままで、清州行きが主な目的だったが、最近セジョン市で仕事をしているジェイ君がそこも案内してくれた。これらのこともまとめて報告したいと考えている。
最近は文章を書くことが相当に体力を要する作業であることを改めて感じさせられる。年齢を重ねると、以前は簡単に出来たことがそうはいかなくなる。残念だがしかたがない。
本を読む量が少しずつ減って来たという自覚もある。韓国の旅行中に持って行った数冊の本はほとんど開かずじまいだった。帰ってから最近出たばかりの小島毅『儒教の歴史』をぼつぼつと読んでいる。分かりやすいので助かっている。
小村俊夫の『孟子』という本を買った。『孟子』の現代語訳を試みた内容で、昭和11年に満州時代社という出版社から発行された。これには戦後版があって以前から持っていたが、その序文を読むとまるで戦後はじめて現代語訳が試みられたかのように読める。
その他中国の美術史に関する本を新旧まとめて買いはじめた。伊勢専一郎の著書を案内役にして勉強中。