昨日は昼の打ち合わせを終わって、小雨の中を新井卓(たかし)さんの作品を見にスタッフ一同と京急とバスを乗り継いで葉山へ向かう。到着したバス停の前が近代美術館の葉山館で先にそちらに立ち寄って、有名な作品をたくさん見ました。1930年代から戦後、そして1980年あたりまでのコレクション展。トイレに水着の着替えはしないでね、と書いてある。海がすぐそばなのです。ひさびさのきれいな空気。
新井さんの展示はまもなくオープンするカフェ・レストラン『ENGAWA』のプレイベント。昭和初期のしっかりした建物を改装して椅子、テーブルが並んでいる。庭の風情がいい。新井さんはダゲレオタイプの写真家。コーヒーとパイを試食させていただいて引き上げる。パンフレットによると、このパイの製造元は長野のホテルで、さらにそのルーツは明治時代、博多駅前にあったレストランに始まるそうで、寺田なにがしという方が経営していたとか。
帰りは逗子駅近くで夕食。ダチョウの刺身(砂肝)を食べた。ちょっと脂っぽくてくせがあるが、もう一度食べてもいいかな。
たまには黄金町をはなれよう、とみんなで話したものでした。