昨日、福岡から友人がやってきました。正確にいうとひとりはもともと横浜の人で、最近福岡から横浜に戻ったばかりでした。もうひとりは福岡市役所の人。ほとんど酒の席でしか会ったことがないので、おたがい仕事をしているところを見たことがないなあ、と話したものでした。いずれも博多のまちづくりから関わりが出来た人たちです。黄金町を案内してから和泉屋さんへ行きました。ひさしぶりに聞く博多の話でしたが、私が離れてからもいろいろ苦労があったようです。そういえば同じ日の昼間、たまたま福岡のデザイナーのO君から2年ぶりくらいの電話があって、「寂しい」と言われてしまいました。福岡で苦労をともにした仲間です。今全国各地で行なわれているようなことを最初にやったのは自分たちじゃないかという自負と、それがあまりにも早すぎたという無念さの、両方を感じているようでした。
その夜、遅くまで酒を飲みながら、みんなで何かやってみようか、相変わらずお金がなくても、そして今度は時代に遅れていてもいいので、いつか昔の仲間とまた仕事をしてみたいと思ったものでした。