昨日は福住廉君の講義があった。彼は前回出ていないので私の話を知らずに話していたが、内容はうまくつながっていたと思う。しかし何より若い先生の話は勢いがあって聞きやすい。
2度目の授業でもやはり「近代」という言葉がキーワードとして出て来たが、小川希君を含むその後の反省会で果たしてこの「近代」というテーマの意味するところが受講されているみなさんに伝わっているのだろうかということが話題になった。受講生の中で、もしや分かりにくいと思われている方があれば、また説明の機会を作るので質問してください。
もちろん次回以降のアジアに関する授業の中でも「近代化」の問題はおそらく話の中に見え隠れしながら出て来ると思う。むしろアジアを視野に入れることによって、この課題の大きさがより明らかに見えてくるのではないか、と思うのですが。