そろそろシーツを洗ったり、布団を干したりしなければいけない季節になってきた。私ひとりなので、どうでもいいといえばどうでもいいが、でも多分そんないい匂いのはずはない。寝室の古本の山も相変わらずで、紙魚やら虫やらが動き始めるのも気になる。先日ネットで枕を買った。ホテル並みのクオリティと書いてあったが、惜しいことにそうでもなかった。実物を見て、もう少し大きな枕を買おうと思っている。
寝る前に本を読むことは今も続けているが、時間が少しずつ短くなって来ているような気がする。根気がなくなったという以上に、横になった姿勢で本を持っているのがしんどい。では、本が軽ければいいだろう、ということで、最近は枕元の本が小さく軽くなってきた。小さな『孝経』と岩波文庫の『翁問答』、武者小路実篤の教養文庫『論語私感』などが今枕元にある。