外は雨が降っているようです。原稿書きの仕事がなかなか進まない。
昨日はひさしぶりに前衛美術研究家K氏と飲みにいきました。ふだん同じ建物にいるのですが、改めて誘い合って飲みに行くなど久しくやっていないことでした。
相変わらずへんなものをよく集め、よく調べていました。突然30年前(それ以上か)の私の話まで出て来てびっくり。そうか、そんなこともあったなぁ、と本人も忘れそうになってた話でした。
今思えば私はどうやって生活していたのだろう、という時代です。一人暮らししてたけど、家賃とか本当に自分で払っていたのだろうか。そういえば、大変お世話になってた飲み屋が一軒ありました。出世払いということで、毎晩「つけ」でご飯を食べさせていただきました。
しかし、結局私は出世しなかったので、そのごく一部しかお返しすることが出来ませんでした。
時々このことがふと思い出されて、とても申し訳ない気持ちになります。まずいなぁ、ケリがつかなかったなぁという感情でしょうか。でもこんな飲み屋さん、昔だったからあったのでしょうね。おばさん、ごめんなさい、ありがとうございました。